中国語学習シリーズ【その1】 拼音(ぴんいん)の基本編


こんにちは、縞下二郎です。

このブログを一緒に書いているマークは中国の洛陽の出身です。大学受験前に来日し、そこから日本語を猛勉強、今では日本語はペラッペラ、独学した英語も堪能という、なんとトリリンガル(!)な男性なんです。そんな彼から中国語を習えることになったので、このブログでは「中国語学習シリーズ」ということで彼から学んだ内容を少しずつアウトプットしていこうと思います。

最初のこの記事では、ずばり拼音(ピンイン)についてまとめます。

実はとっつきやすい…?中国語の意外なルール

中国語の学習というと難しそうだなというイメージを持たれている方も多いと思います。かくいう自分もそういうイメージを持っていて、実際これから努力していかなくてはいけないのは間違いないと思うのですが、もしかしたら自分がイメージしていたよりかはずっと簡単かもしれない、そんな事実をマークから教わりました。それは何かというと…

中国語の漢字は一字につき、原則として読み方が一つ

なんだそうです。

…どういうことでしょうか?

『生』という漢字を例にとってみます。この漢字、日本語ではなんと読むか改めて考えてみると…

まず「生きる」という形であれば「い」と読みますね。
「生む」となれば「う」。
「生える」となれば「は」と読みます。
「生糸」という熟語においては「き」、
「生粋」という熟語においては「きっ」、
「学生」であれば「せい」、
「一生」であれば「しょう」…。

つまり日本において漢字は、同じ漢字であっても使われ方によって色々な読み方に変化します。

当たり前のことのように感じますね。ところが漢字の本場中国においては、なんとそうではないそうなんです…!「生」という漢字であれば

生(shēng)

という一つの読み方しかないそうです……!!分かりやすいですね。

このように中国では漢字一つにつき読み方は一つしかありません。厳密に言うとそうでない漢字があったり、人名だと違う読み方をしたりと例外もあるようですが、原則としては一字一音と考えていいようです。

中国語の漢字はどう発音する?それを表したものが拼音(ピンイン)

さて、では中国語の漢字はどのように発音するのでしょうか?それを表現したものが拼音(ピンイン)と呼ばれるものです。英語にも英語自体の表記と別にその英語をどのように発音するかを表した発音記号がありますよね。中国語における発音記号が拼音です。拼音の読み方をマスターしてしまえば中国語を読むことができるようになります。

中国語の漢字の発音には決まった構造があるのですが、その点を確認する前に、一旦ちょっとだけ日本語の発音について振り返ってみましょう。

日本語の発音はよく「50音」と表現されますね。a、i、u、e、o、5つの母音があって、これと別にカ行からワ行までを形作る子音があります。日本語の50音の発音はほぼすべて、この母音と子音の組み合わせによって成り立っています(唯一の例外は「ん(n)」です)。

中国語の漢字の発音もこれと同じ構造を持っています。中国語の漢字の発音は、漢字1つにつき子音はあっても1つ、それと母音1つの組み合わせで成り立っています。

中国語の母音は全部で36種類あります。

子音は21種類です。

これらの組み合わせでだいたい400ぐらいの音節が使われているようです。

拼音の理解にかかせないアクセントのきまりごと…四声

もう一つ、中国語の発音の理解にかかせない要素があります。

声調です。

中国語では同じ音節でも声調が違うともつ意味が自ずと異なってきます。これはちょうど日本語の「箸」と「橋」の違いによく似ています。どちらも「hashi」という音節は同じですが、アクセントの違いによって異なる意味を持ってきますね。中国語の漢字の発音もそれぞれ声調を持っていて、その声調が意味を分けるのです。

みなさんは中国語の発音の練習をしている人が
まー♪ まー↑♪ まー↓↑♪ まー↓♪
という感じのことを口にしているのを聞いたことはありませんか?これがまさに声調です。中国語には声調が4つあるので、中国語の声調のことを四声(しせい)ともいいます。

中国語学習シリーズをお楽しみに

以上、今回は拼音についてざっとご紹介しました。

中国語学習シリーズ、次回の投稿では四声と母音・子音についてもう少し詳しくご紹介しようと思います。