ビットコインのブリッシュケースについて(英語記事The bullish case for bitcoin)その5

それでは、その5に行きます。


貨幣的なグッズは価値の尺度として使われていないということは「部分的にマネタイズされたもの」と見られることがある。今日、金はこのような役割となっている。価値の保存として機能していて、政府の関与により価値の媒体として機能していないのだ。

そして、一種のグッズは価値の媒体として機能し、その他のグッズは他の機能をするというケースもある。これは特に失敗国家では典型的になっている。アルゼンチン、ジンバブエはそのような国家だ。Nathaniel Popperは彼の著作である「Digital Gold」にこのように記している:

アメリカでは、ドルはお金の3つの機能をきちんとできている。価値の媒体、価値の尺度、価値の保存。一方で、アルゼンチンではペソはただ日常的な価値の媒体として使われており、誰もがペソを価値の保存手段として使っていないのだ。ペソを貯蓄として持つことはお金を投げ捨てることと同然なので、人々はペソをドルに交換して、価値の保存手段として使っている。なぜなら、ペソは非常に変動しやすく、ドルによる価値の尺度はもっと信頼できるため、人々は商品のドルの値段を頭に入れて日々過ごしている。

ビットコインは今第一段階から第二段階へと移っている。価値の保存から価値の媒体へと発展するには、まだ数年かかるであろう。その道のりは不確実性、リスクなどに満ちたものになると考えられる。特に私が言いたいのは、金は同じ発展を遂げるのに、数世紀がかかってきたのだ。誰一人として、生きている間にグッズの貨幣化を目にしたことはなかった。従って、このビットコインの貨幣化の道のりについての経験は非常に少ない。